2020年12月7日月曜日

すでに完全である


朝の眼ざめの半覚醒の中で

統合された意識の世界において、そこから広がる感覚を求めている


「無境界」(ケン・ウィルバー)を見てみよう!

そういう思いが出てきたので、起き上がって、本を手に取る


第10章 究極の意識の状態

「すでに完全である」ここにあった!

言葉で説明しようと試みているようなもどかしさを感じる文面

しかし、その状態での味わう感覚は、自身が体験してみないと分からない

意識してから、体験してから読むと分かるが、

そうでなければ、難解で理解できない文章に映るだろう


ヒンズー教のラナマ・マハルシがここに登場するとは思いもしなかった


すべては完全である。

悟りに修行の必要もない

しかし、そのままでは変われない逆説的な状態


何にフォーカスするかの違いでしかないのかも。

タイプ分け、段階と呼んでいるのも、

意識をフォーカスする対象の違いにすぎないのかもしれない


お金や日々の生活に意識をフォーカスすれば、
そこを軸にした人生になる

更には、無自覚な「不足している」渇望がベースにあれば、
それが実現した人生になる

自覚・無自覚に関係なく、フォーカスされた意識の対象が自分の人生を形づくる


フォーカスする対象を切り替える機会を共に持つことで、
人生の質の転換を図ることを支援できるかも


世にいう「フォーカシング」とは、そういう取り組みなのだろうか
少し調べてみたい


2020年12月6日日曜日

意識の所在

 朝の目覚めの半覚醒の状態での

意識の展開はとても興味深い


ただ、大切に扱わないと

掌の一片の雪のように

アッという間に消えてしまう

ーーー

今朝は

気になっていることを確認しようと

書棚から本を取り出してみた

 

パラパラめくって眺めては

次の想いが湧いてくる

 

そこから派生して

また本を取り出して・・・

と繰り返してたら

収拾がつかなくなって。。。時間切れ

 

気になったところを連鎖的に確認していったら、

机上に本が溢れてしまっただけなんだけど 

とりあえず、書棚に戻す前に並べてみた

 

ああ、こんなつながりでグルグルしてるんだなぁ

と何となく意識の所在は確認できたかな

 

同時に、本の読み方に迷いを感じている自分自身も見えてきた気がする

暖かく目覚めることのできる幸せ

師走の朝の眼ざめ

暖かく目覚めることができる幸せ

安心して眠れることのありがたさ


半覚醒の意識の中で、太古の原始生活の頃のイメージが広がる。


洞穴の入口に、木や大きな草を立てかけて、防風防寒防暑に使っている

しかし、虫が入ってくる。


ノコギリなどがなかった時代

石で叩き切ったり、火で焼き切ったりしながら、一本の丸太を整える

切り口を、地面などに擦り付けて、丸みをつけて整える

更には、河原で火を起こして、表面を焼いて防虫効果を高めたり、と工夫

表面を焼いた木を並べて防虫に使う


そんな工夫をしても、時には獣が狙ってくることもある

夜寝る時も、手元に丈夫な槍を置いて備える

安心して寝ることはできなかっただろうなぁ。


2020年12月5日土曜日

統合された自己(Oneness)による宇宙認知 

朝の半覚醒の意識の中で・・・


生まれた赤ちゃんの自他未分化の意識からスタートして

自他の認識から、自他分離がどんどん進む。

やがて、自己を受容できるようになるにつれ、

他者を受け入れられるようになる。

自己の価値観にとらわれず、

多様なあり方を受け入れられるようになり、

統合されていく


螺旋を描きながら意識が発達していく形は

生まれたての自他未分化が南極とすれば

統合されたところが北極

地球のように球形になっている


人と人、人と自然、人と宇宙・・・

すべてが一体となった一つの存在。。。

そう感じながら、視点を地球の上空に移した


その途端に

地球―太陽系-銀河系―・・・とすごいスピードで引きのアングルで小さくなっていく

その先に、宇宙が自分自身の中にあることを感じる


大きさや距離を数値で表すことに意味がない。

相互に干渉し合えないスケールでの入れ子ループがある。

大きさは存在しない。


「フラクタル」であることから、

定められた基本ルールに基づいて、

意図を持って設計してプログラムされているように感じる


その根底にあるのは愛(慈悲)と意識のエネルギー

意識・思念が実体であると感じる


理性で考えるものではない

統合された意識の中で感じるもの


インテグラル理論で示される第1層の意識世界において

この次元における宇宙の広がりは、アクセスできない無用の長物のように感じていた

しかし、第2層以上の彼我の区別の無い統合された意識状態においては

貴重なフラクタルの教材でもあると思った

ブッダの宇宙の智慧は、こうして体得されたものなのだろうか。。。



矛盾した潜在意識/苦しみや悲しみに寄り添う

 つながりと関わりの中に生かしていただいて、ありがとうございます。 今朝は朝から天気が良かったので、大きな神社まで約3Kmの早朝散歩。 歩きながら、そして立ち止まって、いろいろなことに想いが巡った。 ●矛盾した前提を抱える「私」 自分の中にある暗黙の前提に意識を向けてみると、いろ...