2021年5月25日火曜日

怨みに対するに感謝をもって成す

つながりと関わりの中に生かしていただいて
ありがとうございます
 
同じ物事に相対しても
受け止め方、感じ方、反応の仕方は人それぞれ
 
逆恨みされることすらあるかもしれない
そのような時にどのように対するのか
 
送られてきた贈り物を受け取らなければ
本人に戻っていくように
送られてきた恨みに対して
受け取らず(=反撃したり、思い悩んだりせずに)
感謝を持って対する
 
亡くなった人の無念怨念を解放するためには
その人が存在することによって
結果的に少しでも周りに良い影響を与えたことを探して
感謝を伝える
 
間接的なことであってもいい
逆説的なことであってもいい
 
それは存在の承認
 
あなたが生きてくれたことに意味があったんだよ
ありがとう

 
 
そして
これは生きてる人に対しても同じ
  
直接的でなくても
間接的にであっても
逆説的にであっても
その人の存在・言動が
少し 周りに良い影響を与えた面があるとするならば
そこに感謝を伝える
 
私自身が過去の出来事を精算するために
かつて私が無意識に他者に行った誤った行為を
逆の立場で私に接してもらっている面があるとするならば
それはとても感謝すべきことなのかもしれない
 
あなたは意識してないかもしれないけれど
あなたの言動を通して
私は過去の自分の過ちに
気づくことが出来ました
そしてその時、相手が感じた痛みに
触れることができました
 
ありがとう

全て起こることには意味があり
その出来事に接することができることに
感謝する
 
 
そうした時を振り返り
心の中で当時の相手に謝罪する機会を与えてもらいました
ありがとう

 
一見、攻撃的に見える相手の言動に対しても
感謝できる面を見つけていくと
「攻撃」を受け取らずに済むし
ダメージを受けずに済む
 
攻撃的に接する相手に対しても
相手が苦しむことを望むわけではない
どんな人に対しても相手の幸せを願い
善意をもって接していく
 
しかし、相手のことを全て背負いこむわけではない
アドラー流に言うならば
課題の分離 
「その選択の結果、責任を最終的に引き受けるのは誰か?」
 
私の課題とあなたの課題は別のもの 
相手の課題に介入しない
私の課題に介入させない
 
相手を受け入れて
善意で接していくけれど
相手の課題を背負い込まない
相手の課題に介入しない、課題解決の機会を奪わない
 
このバランスを上手に図っていこう!

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