2021年4月17日土曜日

思い込みを取り外す

慈愛に満ちた宇宙
慈愛に満ちているということは、
応援するように、いつも守り寄り添っている存在を感じる
そこに愛を感じる

四方拝を通して全ての存在に感謝を捧げることを意識しながら
高校生の自分が、スウェーデンボルグの本に出会った時のことを思い出した

かたくなな強い思い込み
新たなものを注ぐのにどれだけ大きなエネルギーが必要だったのだろうか
そういう取り組みをしてくださったことに対しての感謝が湧いてきた

直接感謝を伝えることができるわけではないけれども
そういう思いをきちんと返していくことはとても大切なことだと思う

全ての事に感謝を捧げるということは存在そのものに対してだけではなく
出来事や過去の行為に対してもそうなのかもしれない


今日は最初に、宇宙の中心=自分の中心から感謝を送った
いつもとは逆の順番

そして大地の神、天の神に対する自分自身のイメージ・先入観を取り払うことを意識した

人類の営みによって、地球自体にものすごく負担がかかっている
それを嘆き悲しみ苦しみ何とか支えてもらっているというイメージがあった

確かにそういう面もあるかもしれないが
火星の荒廃を見ると、
干渉すること以上に
人の自由意志の尊重が優先していることを感じた

そんな中で、地域の氏神様はどんな役割を果たされてるのだろうと思いが巡った
氏神と産土神、産土紙は大地の生命に関わる神様、祖霊を祀る氏神
本来の役割は違うけれども、
土地に長く一族が住むと産土神と氏神は重なってくるのだろう

産土神は、命をつかさどる大地の神に繋がる
祖霊を祀る氏神は命の根源に繋がる
縦と横の関係かもしれない
両方ともに重要であり大切なものだ


日本各地、世界各地の歴史の中に、
多くの恨みや悲しみ憎しみなどの思念が残っている 
今までは、どちらかと言うと、
そうした情念をどう浄化したらいいんだろうかと意識が向いていた

しかし、
貧しい中にも笑顔があり、
親子の喜びがあり、
友とのつながりがあり、
そうしたポジティブな情念も積み上げられてきた

そしてこの世での生を終え、
次の世界にいくとき、
そうした情念の感覚が引き継がれていく

一見するとポジティブな情念が良さげに見えるけど、
その両方を味わうがゆえに
喜びや嬉しさ楽しさの味わいが深まる部分もある

決して一方だけで十分なわけではないのだろう

苦しみ、後悔し、もがき苦しんだが故に、
同じことは二度としないと強く心に誓い、
前進し改善してきたこともたくさんあったに違いない

全てに意味があり、一つ一つの出来事が今の自分を築いている

自分が味わってきた全ての情念に感謝をしつつ、
全てを受け入れよう
楽しさや喜びに感謝をすることで、
過去の苦しさや悲しみ辛さを解いていこう
今のこの便利で恵まれた生活ができるのも
歴史上の世界各地の様々な悩みがあったから

そこにはたくさんのネガティブなこともあったかもしれない
誰にも正解が分からない中で、
試行錯誤しながら進んできたのだから、
やむを得ない面もある

そうした過去の「犠牲」の上に
現在があることを忘れず感謝を持って今を生きる

それが過去を清算する最も近い道なのかもしれない 

こうして朝の感謝の瞑想をしながら
それまでの自分の中には無かった新たな視点からの気づきや意識の広がりが
とても面白い
日々前進している感覚を与えていただいている
とてもありがたい

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