2021年5月11日火曜日

相手とどんな関係でありたいか

様々なつながりと関係の中に、
生かされていることに感謝いたします。
 
人間関係において、
大事は、
「相手との関係で何を大切にしたいか」
「私はどんな関係でありたいか」
という思いである
 
相手との関係がどうありたいと思っているのか
自覚的であろうと無自覚であろうと
その思いが言動の端々に現れてくる
 
・どのような状況であっても常に私はこの人の味方である
・相手のことを理解したい
・この人の気持ちを受け止めたい
 
子供に対する親の気持ちとして
自然とこんな思いで接している方は少なくないかもしれない
相手に軸足を置いた接し方、と言えるかもしれない
 
パートナーとは関係においてはどうだろうか
 
相手に軸足を置いた、こんな思いで接することができたら
相手の態度や言葉にかかわらず
前向きな関係を築いていこうというエネルギーを持って
接していくことができるのではないだろうか
  
普段の人間関係においてはどうだろうか
 
こちらのの思いや主張が相手に受け容れられることを望み
相手の言動が自分の意に反するときは否定し
相手がこちらの思い通りに動いてくれることを期待している
これは、自分自身に軸足を置いた接し方
 
人間関係に苦しんでいる時は
自分自身に軸足を置いた接し方に
なってることが少なくない
 
また相手が
自分自身に軸足を置いた接し方をして来られると
なかなか円滑な関係にはなりにくい
 
相手のことばかり考えて
こちらが我慢してストレスを溜め込む必要はない
自分のことばかり考えて
無自覚に相手を思い通りにするために接する必要はない
 
相手も自分も大切にする接し方・関わり方
 
自分の思いや主張をしっかりと確認する
自分の中で起きていることを把握する
そして仮説として自分の思いを伝える
相手の中で何が起こっているのか思いを馳せる
自分がどのように受け止めているのか把握して相手に確認する
 
そして、自分の主張と相手の思いを踏まえた上で
相手が受け入れ可能と考える提案を行ってみる
相手が YES かNoか
どちらの場合もありうる
 
Noだとしたら
相手に対する理解が足りなかったということ
 
もう一度再検討して
相手が受け入れ可能そうな提案を行う
 
そんな面倒くさいプロセスも
相手との関係が良好に円滑に整っていけば
「やってよかったこと」になる
 
二人の人間関係において
常に一方がこのプロセスを行うとすると
疲れてしまうかもしれない
 
しかし不思議なもので
継続していくことで
相手もやがてそのやり方が当たり前になると
時が満ちた時に
相手も自然とそのような関わり方をするようになっていく
 
それを待ってもいいし
このプロセスを共有して
完璧にできるわけじゃないけど、こうやりたいと思っているんだ
と伝えておくのも、 悪くない
 

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