2020年9月30日水曜日

意識の世界で「巡る」


呼吸をするときに、大地のエネルギーを地球の中心から、天のエネルギーを宇宙の中心からいただいて、体内の丹田で融合させ、五体を巡らせて、呼気と共にお返ししていく。

人を中心に、天と地の統合のエネルギーを紡いで返していく。

日本神話的に考えると、大地のエネルギーは国津神、天のエネルギーは天津神。

それらが一つとなって新たな世界を生み出していく。統合の時代。


 以前は、「母なる大地」のイメージからか、大地のエネルギーは女性神だと考えていた。

しかし、いつのころからか、地球の中心に意識を向けていくようになって、自分で感じることを大事にするようになっていくと、男性的な力強い大きな意志のエネルギーを感じて、意識が切り替わった。


意識の世界で、太陽の中に入っていくと、とても大きな扉があって、はじめの頃は、中に入れてもらえなかった。それが、いつのころからか、中に入れるようになると、そこには大きなテーブルがあって、太陽を中心に12の惑星が集う場になっていた。


噴火が懸念される大きな火山の火口から中に入っていくと、大地の下に白いプレートが広がっていた。これ以上入ってくるな、と言われているようだった。

その下にはマグマの集まった膨らみが、何か所かみられる。

爆発しないように、流れを整えていきたいのだけれど、その大地に住む人間の意識に左右されるようだ。感謝の念を送りつつも、人の意識レベルの成長が求められていることを感じる。


大地の上の国々に意識を巡らせる。

日本を中心に環太平洋のモンゴロイドの国々から。前文明以降苦労してきた歴史を感じる。

南アジアから中東、アフリカへ。虐げられてきた苦しみを感じる。

ヨーロッパの国々からロシアへ。駆け引きと狡猾さの裏に、悲しみを感じる。

アラスカを経由して北米。中米から南米へ。

最後に、中国と朝鮮半島。

どこも幸せな感覚はしない。

自分を守るために、お互いに傷つけあっているため、不幸の負の連鎖が起きている。

それぞれの行動論理の下に、悲しみ・苦しみに裏付けられた経験が透けて見える。

本来は成長のために与えられた環境での経験だったにもかかわらず、受け止め方が歪んでしまって、蓄積されてきた。

この修正が必要なのかもしれない。

無自覚・無意識に行っている受け止め方、捉え方は、実は自分で選択できることを自覚・意識してみるところから取り組み始めるのが良いのかもしれない。

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