つながりと関わりの中に生かしていただいて、ありがとうございます。
インテグラル理論(ケン・ウィルバー)の
「インフラレッド」とはどんな色だろう?
と調べてみたら、
どうやら電磁波の赤外線領域を指すようだ。
電磁波の周波数と波長の資料を眺めながら、
ぼんやりと波を増幅することが頭を巡った。
増幅するために位相を合わせて、
更に波長の異なる波も重ね合わせて合成したら・・・
どうなるのかな?
増幅できず、うまくいかないときは、
あとで分離(分解)して元に戻せばいいのかな、
などと妄想していたときに、
ふと
合成波を分解できるのであれば、
同じ振幅で消波した合成波も分解できるのだろうか?
という疑問が湧いてきた。
合成して消波したら何もない状態にもかかわらず、
分解して元の波が復元できるのであれば、
何もないところから、
「合成すれば消波する2つの波(位相が逆で同じ波長と周波数)」
を生み出すことができることになる。
無から有が生み出されることになるのかな。。。
さらに、
これを宇宙に当てはめると、
無から2つの次元が生成することになる。
こう考えると、
物質世界だけをいくら探究しても、
宇宙の謎は解けないことになるなぁ。。。
さらにこれを、
人生に当てはめると、
正弦波の1サイクルが1つの人生のようにも思えてきた。
いや、
ひよっとすると
「合成すれば常にゼロになる位相の異なる2つの波」の
半サイクルが、人生なのかもしれない。
そして、
これを精神面と物質面と仮定すると、
精神面のあり方が、
その後に続く波では物質面として表れてくる。
さらに、もっと言うと、
1つの人生において、
精神面と物質面が、合成してゼロになるならば、
互いに影響し合う。
しかし、
物質面は見えるけれど精神面は見えないので、
物質的な面の変化に一喜一憂するように、
精神面が後追いするような状況が生まれやすい。
位相が少しだけズレているのかな?
これを逆にしたらどうだろうか?
精神面の充実を図ることで、
物質面に後追いさせる状況を生み出してみる。
これは、
自己啓発などでよく言われる
「内面の幸せが外面の幸せを生み出す」
「心のありかたが現実を創る」
などと近い状態を指しているように思える。
物質面と精神面の位相のずれが無くなったとき、
つまり、あるがままをあるがままに感じ、今に生きる状態になったとき、
位相が合致して「無」の状態になって、輪廻が終わるのかもしれない。
思考の遊びだけれど、どうなんだろう。。。